女性の中には便通が悪くて悩んでいる人が多くいますが、便秘は肌荒れやぽっこりお腹の原因になるほか、ダイエットの妨げとなったり、放っておくと生活習慣病やガンなどの原因にもなりかねません。
日頃から便通を良くしておくことこそ、美容や健康にとって最重要なのです。
便通自体で悩んでいる人はもちろん、ダイエットや美容や健康面で悩みを抱えている人も、もしかすると便通を改善することで解消できるかもしれません。
今回は便通を改善するのに必要な食べ物を3つ取り上げ、より効果的にするための食べ方もまとめて紹介しておりますので、便秘でお悩みの方はぜひ参考にしてください。
便通を改善する食べ物3選
便通を改善するためには、毎日の食生活を改善することも必要になります。
食生活を見直す際には、便通の改善に役立つ以下の食べ物を積極的に取り入れてみましょう。
発酵食品
便通を改善する食品の代表格に、以下のような発酵食品が挙げられます。
ヨーグルト、チーズ、納豆、味噌、しょうゆ、みりん、漬け物、キムチ
ヨーグルト、チーズ、漬物などにはビフィズス菌や乳酸菌、納豆には納豆菌、味噌、しょうゆ、みりんには麹菌などの善玉菌が多く含まれているため、積極的に取り入れることで腸内環境が改善します!
水溶性食物繊維
便通を改善するためには、以下の食品に含まれている水溶性食物繊維を積極的に補うことも大切です。
りんご、みかん、いちご、プルーン、いちじく、にんじん、キャベツ、トマト、こんぶ、わかめ、オクラ、モロヘイヤ
水溶性食物繊維は、主に熟した果物や野菜に多く含まれており、腸内で善玉菌のエサとなり、善玉菌の働きを活発にさせる効果があります。
そして水溶性食物繊維には水に溶けてゲル状になるという特徴があり、便を柔らかくして排出しやすい状態にしてくれます。
不溶性食物繊維
食物繊維は以下の食品に含まれている不溶性食物繊維もあります。
ごぼう、大根、豆類、イモ類、キノコ類、穀類、葉類、こんにゃく
不溶性食物繊維は水に溶けないため、腸内で水分を含んで膨張し、腸を刺激して便通を促進し、腸内の老廃物をからめとって便にする効果もあります。
ということで、食物繊維は水溶性と不溶性のどちらも取り入れることを意識してみてください。
便通改善をより効果的にする食べ物の取り入れ方
腸内環境を整えて便通改善をより効果的にするには、食べ物の組み合わせも重要です。
先程紹介した善玉菌を多く含む発酵食品と、善玉菌を増やして活発化させるための食物繊維を合わせて食べると、より効果的でおすすめです!
たとえば次のような組み合わせはいかがでしょう?
りんご入りヨーグルト
ヨーグルトの善玉菌とリンゴの水溶性食物繊維の組み合わせです。
りんごのほかにみかんやいちごなどと組み合わせても良いですよね。
市販されているヨーグルトはいろんな種類があるのは、使用されている善玉菌(ビフィズス菌)の違いによるもので、どのビフィズス菌が効果を発揮するかは人によって違います。
効果のほどを測るためにまずは1ヶ月ほど続けてみて、あまり効果が見られなかったら他のヨーグルトを試してみるのも良いと思います。
野菜たっぷりの味噌汁
味噌に含まれる善玉菌と野菜に含まれる食物繊維との組み合わせです。
入れる野菜によっては、水溶性食物繊維も不溶性食物繊維も同時に補給できるので具材の種類も考えてみましょう。
たとえば、ワカメ(水溶性食物繊維)と豆腐(不溶性食物繊維)の組み合わせも良いですね。
しっかり煮込めば野菜のカサも減るのでたくさん食べられますし、柔らかくなって消化に良いというのも魅力です。
忙しくて食事にあまり時間が取れない人や少食の人にも、幅広い栄養素を摂ることができる野菜たっぷりの味噌汁はおすすめです。
オクラ納豆ご飯
納豆の善玉菌と水溶性食物繊維のオクラを組み合わせて、ご飯のお供にするのはどうでしょう?
納豆やオクラのネバネバには便を排出させやすくする効果もあります。
納豆を日常的に食べている人は多くいると思いますので、そこにオクラをプラスするだけで便通改善の工夫になりますよね。
納豆は”日本のスーパーフード”と言われるほど栄養価も高いため、継続して取り入れたいですね!
食べ物を見直して便通を改善し美容と健康を維持しよう
便通を改善することは、ダイエットを成功させる上で欠かせないほか、肌荒れ予防やエイジングケアなどの美容、健康のためのトータルケアになります。
便秘を放置しておくと生活習慣病やガンなどの大病にもつながるため、便秘で悩んでいる人は少しでも早く便通改善を始めることをおすすめします。
便通を改善させるにはまず食生活を見直し、便通改善に良い食べ物を取り入れることから始めてみましょう。
そして腸を刺激する軽度の運動や十分な睡眠も大事にしてくださいね。
なお、発酵食品と食物繊維のように効果的な食べ物の組み合わせを、サプリで取り入れることもできます。
目印はビフィズス菌か乳酸菌と食物繊維の両方の記載があること、もしくは「シンバイオティクスサプリ」で探してみてください。